やゆよのあゆみ

木の花ファミリーという共同体で、人と自然と調和して暮らしています。生きることとか人間のこととかを書いていきます。

学問のススメ

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※誕生日祝いに頂いた白いイチゴ入りのイチゴパフェ

 

学ぶことには、実践的学習と論理的学習があると思います。今、実践的の対義語を調べると、論理的でしたのであってると思います。

私たちは、このコミュニティの生活の中で心磨きという実践的学習をしています。ミーティングでは、世界観を学ぶ理論的学習と、場づくりという実践的学習があります。とてもざっくりとした切り分けですが。

 

僕は以前、「心塾」という学びの場を作りたいと提案しました。これは、理論的学習の場ですが、ミーティングでの世界観を学ぶ場とは少し違います。

ミーティングで語られる世界観は、ヒフミヨイムナヤコトの一番元になる「ヒ」だと思います。私たちがどこを目指しているのか、というブレない根本の柱です。現実にはそこに至るまでのトからヒまでの階段をつないでいかなくては言行不一致になります。

 

僕が提案する学びの場は、一番の末端から一番元を目指す、積み上げていく理論的な学びの場です。

このコミュニティの現状は、何かある出来事で一気に解決されるものではなく、一人一人がヒフミヨイムナヤコトと、天と地を繋がなくては成っていかない状況であることは、みんなわかっていることと思います。

一人一人が着実に階段を上がっていけるよう、その補助としての理論の学習の場を作りたいと思います。

ちなみに、知識的学習(理論的)に対して批判的な人もいるかもしれませんが、「知識は行動を支える」と言うのが僕の思うところです。以下、僕が考える知識(理論)の効果です。

 

  • 行動のための知識

知識や経験は満たされると、閃きや直感が湧いてきます。(これには異論があるかもしれませんが)湧いてくることで、私たちは行動できる。

  • 意欲のための知識

知識は探究心や好奇心を刺激してくれます。私たちは、他者からの刺激によってではなく、自らの意欲によって学ぶことが、本来の生きる歓びです。

  • 物差しとしての知識

私たちを取り巻く世界は、複雑です。知識は世界を測る物差しになり、複雑な世界を整頓してくれます。これは、思考を明快にするためには必要なことです。

 


さて、参加する人がいるかどうかは分かりませんが、下記が今考えているテーマになります。基本的には科学的研究を土台として、私たちの心磨きの実践につなげていきたいと思っています。

 

私たちには生来、感覚、感情、思考、記憶などを認識しながら、それを離れたところから総合的に見ている視点が備わっています。これは、私たちの言葉で言うところの客観視になります。

自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え評価した上で制御することである。「認知を認知する」、あるいは「知っていることを知っている」ことを意味する。ー脳科学辞典よりー

 

  • 社会脳(調和の心)

私たち人間は、集団や社会を作ります。そのために欠かせないのが他者とつながる社会的活動である、共感や他者理解、自己認識、自己コントロールなとです。


まずは心の部分だけを取り上げましたが、社会情勢や、国際情勢、人類史や生命史も取り上げていきたいと思っています。