やゆよのあゆみ

木の花ファミリーという共同体で、人と自然と調和して暮らしています。生きることとか人間のこととかを書いていきます。

‪無意識の器を満たしてやれば、行動は自然と溢れ出る。‬

 

ーーー以下返信ーーー

 

創造性の下地となる記憶には、量と質がある。情報の量と、刺激によって深まる記憶の質である。たくさんの情報に触れる機会を持つことと、情報に触れる際の刺激が重要になる。

学校の勉強でノートに書きながら音読するとよく覚えられるのは、書く読む聞くという行為によってたくさんの五感を刺激しているからである。また、喜びや悲しみなど、感情が高ぶるほど記憶されやすいのも重要な点である。

 

一方、想起や閃き、直感などアウトプットには、いくつかのバリエーションがある。想起はただ記憶を引き出しているのに対して、閃きや直感は、様々な記憶を目的に合わせて再構築することが出来る。この能力は、脳の中でも古い層において行われるため、無意識の領域で行われる。

人間の行動のほとんどは、無意識の判断によって決定されている。それは、自分の行動は自分でコントロール不可能だという意味ではなく、無意識に働きかけることでコントロールが可能だという意味である。

 

自分を変化させたいならば、自分が進みたい方向の、情報の量と質を満たすことだ。それによってアウトプットされるものが変化し、結果として行動が変化する。‪無意識の器を満たしてやれば、行動は自然と溢れ出る。‬